愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『日本の昔話』徳田和夫 青春出版社

 

 

小さい頃に、マンガ日本昔話というアニメを放送していました。

確か土曜日の夜七時から、15分を2話ずつです。

毎週楽しく見ていましたが、今思うとよくネタが尽きずに、あれだけ続けていられたものだと感心します。

 

桃太郎

犬、猿、雉を家来にした桃太郎が鬼退治をして、宝物を手にして帰ります。

 

浦島太郎

いじめられている亀を助けて、浦島太郎は竜宮城へ招待されます。

面白おかしく数日過ごしますが、地上に帰ると数百年が過ぎています。

お土産に貰った玉手箱を開けると、浦島太郎は鶴になって飛んでいきます

そして、亀は亀。

 

他にも多くのお話が紹介されています。

数十年ぶりに見ると、記憶が違っていたり、新たに理解できることが増えているのに気づきます。

ものぐさ太郎に辻とりのシーンが出てきます。

小学校の教科書で読んだときは、意味を理解出来ていませんでした。

同じ話をある程度の間をおいて読むのは、とても面白い試みだと実感しました。