ひとりで色々と気持ちが揺れながらも、強く生きている、すーちゃん。
シリーズものですが、この一冊だけでもわかるようなストーリーになっています。
40歳になったすーちゃんは、カフェの店長から子どもたちの給食を作る仕事に、転職しています。
また、一時期良い雰囲気になった彼とは、残念ながら結ばれませんでした。
彼が結婚してしまったのです。
それなのに、再び偶然出会った彼は2人で食べに行こうと、すーちゃんを誘います。
やはりシリーズ全て一貫して、穏やかな空気が流れています。
不倫?かも知れません、手を繋いでいるから。
でも、そんなにハラハラしないのですよね。
それがこの作品の味なのでしょうね。