「勇気づけられるわー!!」
これが本書を読んだ第一の感想です。
著者は西成での日雇い生活などを書いている、ルポライターです。
本書では舞台を東京に移して、路上でホームレスとして生活をルポします。
季節は夏、スタートは新宿です。
その後、上野や荒川の河川敷へ移動して行きますが、辛いからではなくルポのためです。
最初に食料を買いますが、その後は炊き出しを回ることにより、全く食費はかかりません。
冬は寒さが辛いかと思いきや、それもボランティアから貰えるので、むしろ夏より過ごしやすいのだそうです。
もろもろのことがあり、決して楽ではないのでしょうけど、もしもの時はこんな風にでも生活していける事がわかりました。
人生何とかなる!
辛い人にとって、きっと勇気づけられる良書です。