愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『時間と自己』木村敏 中公新書

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精神分裂病患者は、自己が確実な自己性を有していない

 

特徴的な症状は、被影響体験とつつぬけ体験

 

分裂病患者は一般に現在の自己に否定的

 

自己が自己としての自己として十分に成立していない

→過去を悔やんだり、変更しようとしたりする

 

自分の同一性が成立しない

 

自分が精神病だったと事実確認したくないだけの理由で、退院後の通院や服薬を拒むケースが多い