愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 竹取物語』木ノ下裕一

古典や小説は映像を思い浮かべながら読む

 

物語で現実世界の見方が変わる事がある

小子物語:身の丈の小さな主人公が活躍

長者譚:裕福になっていく物語

婚姻譚:結婚にまつわる物語

貴種流離譚:神や高貴な人が旅をして元の場所に戻っていく物語

 

今は昔:読者を一気に物語の世界へ引き込む役目

 

どうして結婚をしなければならないのですか?

 

フェミニズムの視点を持つ物語

ウソ

財力

知力

体力

権力

これらになびかず、否定する

 

昔は光そのものを「影」と呼んだりしていた

月影:月の光のこと

光と影を一体だととらえていた

 

この世界は汚いけど美しい

煩わしいけと愛おしい

 

環境が変わらずとも、自分の中の何かは変わる