愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『外国人がムッとするヤバイしぐさ』

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日本では普通に行っているけど、外国人(ここでは主に英語圏の人を指しています)には、不快に思われてしまう仕草を紹介しています。

 

ラーメンやお蕎麦をすする音がダメ、だとか、あまり喋らずニヤニヤしているのが気持ち悪い、というのは知っていました。

しかしまだまだ、それだけではありません。びっくりするくらい、たくさんあります。

知らず知らずのうちに、こんなに不快感を与えていたのですね。ほとんど恐怖を憶えます。

 

まず最初に冷や汗が出たのは、親指と人差し指で丸を作るOKサインです。

これは、かなり卑猥な事を意味するサインなのだそうです。

言われてみたら、わかる気がします。

そしてOK!なんて、いかにも外国人相手にやりがちです。しかもノリノリで。

 

次に中指を使って物を指したりする行為です。

これ、知人でよくやる人がいます。

なんで中指なんだろう?と、日本人の私でも何となく違和感を感じていました。

外国人から見るとなおさらのようです。

やはり卑猥なポーズでした。

相当腹がたつため、事件に発展してもおかしくない程だとか。

絶対にやってはいけません。

 

そして大事なのが握手の仕方です。

弱い‼︎

力の無い握手は、死んだ魚のようだと形容されるそうです。

元々そんな習慣がない私たち日本人。

フットサルの試合をする時、いつも対戦相手との握手から始まるのですが、大体の人は死んでいます。

そんな人たちにフットサルで負ける悔しさ!

せめて握手だけは勝とう、そう決意しました。

 

作者は外国人の方です。

あとがきで、日本人の美徳についても書いてくれています。

とても日本人に対する愛情を感じて、最後に救われる思いがしました。

そして逆に、こんな人が嫌だと感じるのだから、ヤバイしぐさは本当にヤバイんだな、と実感出来ます。

 

外国人の方と接する機会がある人は、何はともあれ読んでおくべきです。変だったり失礼な人だと思われてしまうという、誤解を避けられるので。

海外に行く前にも、みんなが読んでおくと、日本人の評判が良くなること請け合いです。