愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『おとなの教養』池上彰

 

 

知識人として有名な池上彰の著書です。

教養を身につけるにはリベラルアーツを学ぶのが、良いです。

そして現代の日本に即したリベラルアーツを、著書は選んでくれています。

 

宗教

キリスト教ユダヤ教イスラム教、仏教などの発生や違い

 

宇宙

宇宙の始まりや膨張説について

 

人類の旅路

進化や進歩、キリスト教との折り合い。

ホモ・サピエンスの誕生とどのように広がっていったか

 

人間と病気

主に感染症について、細菌やウイルス。

インフルエンザについても詳しく。

 

経済学

人の営みにある法則を定義する学問

国富論』、『資本論』、ケインズ革命など。

 

歴史

勝者が都合のいいように書いて、国民を教育するのに使われることもある。

中国や韓国の反日教育がこの例。

敗者の歴史は残りにくい。

 

日本と日本人

外国や外国人の存在があり、初めて自分たちが日本人だと意識する。

もともとはアイヌ琉球民族、朝鮮から渡来した人などにより出来ているため、単一民族国家ではない。

 

色々なことが広く知れて、とても興味深い内容です。

紙面の関係で、それぞれ深くは言及されていません。

興味を持ったところを、さらに学ぶと面白いだろうな、と感じられる著書です。

 

 

 

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

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