愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『幸福な生活』百田尚樹

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最後に恐ろしいオチがある短編集です。

 

母の記憶

アルツハイマーの母が度々話す虚言が、恐ろしいことになる。

 

夜の訪問者

男が家に帰ると、妻と不倫相手が家の中で談笑していた。

この事態は、どのように解決するのか?出来ないのか?

 

現代版とも言えるかも知れない、雪女

 

ママの魅力

太っているママ。パパはそのままでいいと言うけど、ぼくはもう少し痩せた方が良いと思っている。

しかし、本当の魅力が明らかになると…。

 

どれも最後まで目が離せません。

というか、最後が楽しみで仕方がなくなります。

表題の幸福な生活も、大変秀逸です。