愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『図解いちばんやさしい相対性理論』三澤信也

 

【図解】いちばんやさしい相対性理論の本

【図解】いちばんやさしい相対性理論の本

 

相対性理論

有名な式は知っていても、その内容を理解していませんでした。

 

あの式の示している内容は、質量には膨大なエネルギーがある、ということです。

そのため、核分裂核融合で質量をエネルギーとして取り出すと、膨大なものになるということです。

 

また、時間の進むスピードは絶対的なものではなく、状況により変わります。

具体的には、地上にいるよりもスカイツリーの頂上にいる方が、早く時間が進むのです。

 

また、空間も重力の影響を受けると、歪みが出ます。

これは、実際に星があるはずの位置と見える位置が異なる、という事で、証明されます。

 

これらは、日常の生活では気づかない程度の影響しかありません。

そのため、私たちや先人たちは、何も支障なく過ごしています。

しかし、相対性理論を理解するにつれ、確かなものは何も無いのではないか?

という今迄に無い感覚を覚えました。

 

ここ最近で、最も衝撃を受けた著書です。