愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『つまずきやすい日本語』飯間浩明

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怒らせるつもりでは無いのに、相手を怒らせてしまったり。

通じると思ったら、相手に全く理解してもらえなかったり。

反対に相手の言葉が、わからなかったり。

とかく言語は、思うように行かない場合があります。

 

書き言葉と話し言葉では、一定の違いがあります。

実は前後までは、書き言葉は1000年前の物を使っていました。話し言葉はどんどん変化していたのにも関わらず、です。

言葉は時間とともに、変化していく物です。

現に近年でも、若者言葉や流行語が、次々と生まれては使われるようになっています。

 

地域でも、言葉の違いはあります。

出身地の異なる人同士が話すと、思わぬ行き違いが生じることもあります。

 

つまずいたり、すれ違ったりをなるべく防ぐには、気をつけると良いことが二つあります。

話す側の場合は、相手が理解出来ない可能性を考えること。そして、その立場に立ってわかるように話す事を心がけると良いです。

聞く側の場合は、相手の言葉に対して寛容になる事です。