タイトルの通りで、本当にセックスの放浪記です。
著者は中村うさぎ氏。
ウリセンやホストの男性を買うのだけど、男性が女性を買うのとは、何か違うようです。
著者は自己のナルシシズムを満たすために、恋愛というかセックス放浪をしているのだと、自己を分析しているようです。
ゲイのお姉さんから厳しい言葉をもらい。
同じくゲイの夫を傷つけ。
そして自身も幾度となく、深く傷つき。
ほんとうに、人は業が深い、そう考えさせられました。
最後に佐藤優氏との、神についての対談が収録されています。
この本は、セックス放浪記ですが、ただのセックス放浪記ではありません。