愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『刑務所なう。』堀江貴文

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ライブドア社長の堀江貴文が著者です。

獄中記は数々ありますが、ここまで有名人のものは、あまり無いのではないでしょうか。

それも、犯罪をしたからではなく、元からの有名人です。

マンガのパートと文章のパートがあり、誰にでも読みやすいようになっています。

 

刑務所の作業をシステマティックにするにはどうしたら良いか?

などと考えるのは、著者ならではの視点です。

仕事がつくづく好きなんだなぁ、と自身も感じているようです。

 

献立についての詳細な記述もあります。

これは獄中記では、特有の現象かも知れません。

自らメニューを選べないこと、他に刺激がないことなどにより、食事に執着してしまうのでしょうね。

著者がそうなるのは少し意外な気がしましたが、もともとグルメではあるのですよね。