愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 武士道』新渡戸稲造 山本博文

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本の学校では宗教教育がない

外国人からはどうやって道徳教育をするか疑問に見える

 

名誉や名声を大切にする

そのための忠義であり、主君への盲目的な服従ではない

 

切腹の論理は(魂が宿ると言われる腹を開いて相手に見せる。それの清濁を判断せよというもの)

 

初期の殉死者は、主君と男色関係にあった

 

克己、覚悟、精神力

 

世間の評判をとても気にしていた

世間を騒がしただけで罪になった

 

微笑む

→苦痛から心を守る

 

卑怯は絶対にだめ、名誉は命より重い

 

「武士道」は日本文化大論を書いている

 

名誉心は庶民にまで及んでいた

 

当時の日本とアメリカとは、文化において大きな隔たりがあったことは、容易に想像がつきます。

さらに本書は、当時と今の日本にも大きな隔たりがある事を、教えてくれます。

以前の日本は今よりずっと窮屈であったように見えるけど、人としては正しく成長しやすかったようにも思います。

一方で、大名はバイだということが普通だという、オープンな部分もあった。

当時の日本への興味が、とてもそそられてきました。