小麦で種子が落ちない変異株を人類は発見した
食料になる、増やしてそれを確保できる
これが農業の始まり
農業は安定して食料を得られるが重労働である
保存できる種子から(富)と言う概念が生まれた
富を求めるために農業に縛られるようになってしまった
南の島など食物が豊富なところは農業をする必要がなかった
そのためあまり農業が発達していない
富を求める意識が薄い
米:種子の100倍以上の収穫量、炭水化物、タンパク、ミネラル、ビタミンがある
唯一足りないリジンを大豆から摂ればよい
→ご飯+味噌汁=パーフェクト!
小麦:種子の20倍の収穫量、タンパク質が足りない
食べ物には価値がある、お金自体には何の価値もない
胡椒:美味しく肉を保存できるようにした
それまでは乾燥または塩漬けするしかなかった
カフェイン:コーヒー、紅茶、ココアに含まれる
神経興奮作用があり依存性がある
元来人の味覚には「辛味」はなく実は「痛み」
体は早く消化・分解しようとする
エンドルフィンを分泌 →これが快感になる
じゃがいもはビタミンC豊富で壊血病防いだ
大豆はタンパク、脂質を豊富に含む
とうもろこしが世界最多の農作物
家畜の餌、油、菓子、飲料になっている
→人体の半分はとうもろこしでできていると言う説がある
糊、ダンボール等にも使われている
植物学者の著者ならではの著書です。
突き詰めると、様々なことがわかるという好例ではないでしょうか。
興味深い事実がたくさん出てきました。