愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『唯識 上 心の深層をさぐる』

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汚れた心で話し行うなら、苦しみがその人に付き従う

清らかな心で話し行うなら、副楽がその人に付き従う

 

唯識:すべてを心の要素に還元し、その問題として捉えること。

 

人は自分の心が知る限りの世界を相手にしている。

 

身、言葉、心を慎む

 

動けなくなっても、せめて言葉と心は良くしよう。

 

カラマーゾフ」神と悪魔の戦場こそ人間の心

 

五感→意識

 

五感の感覚的愉悦を野放図に追い求めるな

いかなる欲望も満足しない

→言葉も心も慎む

 

具舎論:まずは外界ものがある→ 六識と言うこころがそれを認める

 

唯識論:まずは外界がある→八識が加工・変形

 

琵琶むけば 種堂々と 現れる

 

菱餅の上の1枚そりかえり

 

目、耳、鼻、下、身

 

目には青葉山ホトトギス初鰹

 

五色はただ「今この時点」で「そのまま」5感をとらえる。

 

水仙の花 鼻風邪の枕元

 

第6識は必ず起こる「心」が五感を能変させて認める。

第6色は自然、社会における影響を受けた自己苦または楽またはどちらでもない

 

心如工画師

心は巧みな絵師の如し

 

人の感情は数値化出来ない

例)1ミリ悲しい

 

生まれではなく行為により卑しくも尊くもなる

 

自己中=利己