戦前の子どもたちは、本書で地理を学んでいました。
印度支那、支那、満州など、現在ではあまり使われない言葉が出てきます。
大人の今になって地理の教科書がどんなものだったかは、あまりよく覚えていません。
しかし、本書ほど文章が多くなかったし、各国や民族で仲良くしようという記載も無かったように思います。
実は中国と現在の世界でよんでいる国は、日本くらいなのですよね。
セントラルカントリーなんて、呼んでいません。
その点では、昔の方が世界標準であったり、本質を捉えていたりというところはあったのかも知れませんね。