愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『家のない少女たち』鈴木大介

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不良少女、と言って良いのだろうか?

家出をしたり、売春をしたり、少年刑務所や施設に入れられたりする、少女たちがいます。

彼女たちのしたことは、良いことではないのは確かのですけど、そうするしかなかったという見方も出来るかも知れません。

 

生まれた家庭が劣悪な環境だったら?

親に酷い暴力を受けたり、売春や犯罪をさせられたり、衣食住さえ与えられなかったりしたら、一体少女はどうして生きていけば良いのでしょうか。