愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『日本人と象徴天皇』

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日本人は何をもって日本人と言えるのか。

古来からあるものに、渡来する人たちがいて、文化が流入して、生活が変わり、言葉も変わり。

全ては諸行無常で、日本人というもの自体も一定ではありません。

その中で、天皇の存在は日本の有史から常に一貫してあります。

先の大戦後から、天皇は日本の象徴と位置づけられるようになりました。

なんとも抽象的な言葉ではあります。

それでも、やはり日本の核になる部分に存在しているのは、確かなのでしょうね。