愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『世界が憧れる天皇のいる日本』黄文雄

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日本は開国前から法治社会だった

民衆には尊法精神があった

 

日本は世界一「何でもある国」

→多様性の是認

 

昭和天皇大喪の礼には、世界164ヵ国が参礼

アジア、アラブでは3〜7日喪に服す国も多かった

 

戦国時代、皇室は最も衰えていた

それでも日本人は天皇を尊崇していた

 

天皇は国の祭主

 

アメリカからの敬意は、英国女王、ローマ法王天皇陛下がそれぞれ同等

 

皇室は「日本の総本家」

 

日本は国家に功績のあった人を神として祀る

 

伊勢参り = 皇室参り

 

古代から皇室が人民に敵したことも、人民が皇室に敵したこともない

 

天皇が何なのかという事が、著者の考えも踏まえてわかりやすく書かれています。

神を父のようにみなす一神教の人たちや、天皇を廃することをしなかった将軍たちや、狂信的ではないけど戦った旧日本兵たちの気持ちの一端に触れられた気がしました。