私は自分が典型的な会社と言う組織に所属したことがないので、とても興味津々でこの本を手に取りました。
ネクタイをしてスーツを着てさっそうと会社に向かう、大勢の人が集まって会議をする、プロジェクトチームを立ち上げ仕事をする、などに憧れがあります。
さて、こちらの大人観察図鑑は、いわゆる典型的な会社で見られる様々な人たちの生態を紹介した本です。
パパとそれを取り巻く会社の人たち。その絡みを息子の視点から説明していきます。
ゆとりのお兄さんは、パパが頼んだ仕事をやりたくない場合は「それ、僕の仕事なんですかね?」と言ってどこかに行ってしまいます。
お局のおばさんは、キンキンした声でネチネチとパパにお説教します。
叩き上げのおじさんは、パパの背中をガハハと言いながらバシバシ叩いています。
偉いおじさんは、パパが「おはようございます」と挨拶しても、軽くてはあげてゆっくりうなずくだけです。パパの方を見もしません。
そして口癖は「俺は聞いていない!」や「秘密は絶対に許さないぞ!」です。
私の職場での立場は、偉いおじさんに近いのだと思います。
気持ちがよくわかると言うわけではありませんが、その行動をする偉いおじさんがいるということはわかる気がします。
謙虚に頑張ろうと思いました。
ちなみに私は挨拶をしっかりしています。