愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ぼくが葬儀屋さんになった理由』

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結婚前に相手の両親に挨拶をしに行く。

なんとも緊張するイベントです。

とは言え、昔と違って「許さん!」などということは、まずありませんよね。

ところが本書の著者は、なんと相手家族ほぼ全員一致で反対されてしまいます。

それは、葬儀屋という職業が問題とされたためなのです。

 

あぁ、確かにね。

この職業は、被差別部落の人たちがさせられていたような仕事です。

でもこの仕事は、必ず誰かがやる必要がある、エッシェンシャル・ワークなのですよね。

 

そんな中でもしっかり働く著者は立派です。