『仁義なきキリスト教史』に続いては、こちらです。というか、合わせてはこちら、の方が良いかも知れません。
各種ヤクザ用語、ヤクザの仕来たり、ヤクザの考え方、全て乗っています。
流石に大事典です。
貫目とは、ヤクザとしての貫禄や位置エネルギーや深みのような意味です。
組の大きさ、盃、男ぶりなどで決まります。
ヤハウェ大親分やイエス親分の貫目は、相当なものだろうと思いいたります。
よく言われる博徒とテキヤの違いについても詳しく書いてくれています。
また、一般の人が混同しやすい破門と絶縁の違いも、破門は復帰可能で絶縁は不可、いずれにせよヤクザは一般社会では潰しがきかないので辛い処分だと教えてくれます。
この本を読んで勉強するヤクザ業界用の方もいらっしゃらないとは思いますが、カタギの皆さんにはほとんど役に立たない事請け合いです。
ボンクラ、テラ銭、ヒットマンなどは、一般の人にも通じるかも知れません。