愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『どうしよう』壇蜜

f:id:kazuyoshisan:20181230163307j:image

壇蜜さんのエッセイ。

テレビに出ているのを見て、賢い人かな?程度のイメージを持っていました。

冒頭で著者は述べています。

 

昭和生まれ、女子校育ち。

副業なしで壇蜜として勤めて5年。

人生は"どうしよう"の連続だ。

 

一つ目から「恋人を呼び間違えて」

かなりのインパクトがあるタイトルです。

次は「酸いも甘いも常識も知らず」

色々な経験を経ているように見られるが、それほどでは無い、どころか常識さえ無い。

しかし、女子校については詳しい。

 

7年前からブログを始めて、継続している。

努力家なのか、きちんとしているのか、惰性で続けているのか。

そんな色々なイメージを抱かせるような文章が続きます。

派手ではなく、穏やかな日常を過ごしている様子が描かれていきます。

その中で、読んだ漫画の話が出てきます。

主人公が女性からゼラニウムを贈られます。花言葉は、なんて器用なの?です。

意図は二股の恋を疑っての皮肉なのですが、主人公は考え違いをします。

オレって、手先が器用だもんね!やったー!褒められてる!

 

この漫画、原作で全巻揃えたしアニメも見ていました。

ほぼ同年代なんですね、壇蜜さん。

なんだか親近感がわいて、ファンになってしまいそうです。