2008年の著書です。
小さい頃のエピソードから、直近のお話まで、さらにはダチョウ倶楽部の上島竜兵との対談まで収録されている、盛りだくさんの内容です。
小さい頃は、女の子と間違えられる程の可愛らしさを備えていた著者。
成長するのに従い、別の方向で人気を得ようと目論みます。
森の中を裸で走り回ったり、便を掴むという暴挙により、友人内でウンコ担当という地位を得ます。
この頃の半裸で顔や体に泥?もしくは他の何かを塗りたくった、衝撃の写真つきです。
芸人になってからも著者は奔放です。
大阪でオール巨人師匠に弟子入りをしましたが、常識がないため務まらず、七カ月で広島へ戻ります。
今度は東京に出て太田プロのライブに出始めます。
奇行を前面に押し出していくスタイルでは人気が出なかったため、かわいい路線に転向します。
それで人気を得て、ちょろいな、と思います。
あらゆる面接などに受かりつつ、電波少年というテレビ番組のオーディションにまで合格してしまい、ヒッチハイクの旅に出る羽目になります。そして人気が出ますが、その後仕事が無くなります。
その間に漫画を描くけど才能は花開かず、上島竜兵などに奢ってもらったりします。
自身の良いところを言うコーナーでは、30を過ぎても毎日自慰を欠かさない勘弁さや、不美人に不美人と言える正直さなどが紹介されています。
写真に対して一言を言うコーナーも秀逸です。
最後に上島竜兵との対談があり、思い切り何度も笑わされます。
果たして著者は、性格が悪くなくて正直なだけなのか?
それとも本当は性格が悪いのか?
本書を読むと明らかになるかも知れません。