愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『朝日新聞で見つけたちょっとヘンな日本語』

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新聞に書かれていることは正しい。

そう思い込んではいませんか?

内容が各紙で異なったり、同じ事件を違う角度から見るという差がある事は予想出来るかも知れません。

しかし本書に書かれている内容は、そういった次元の物ではありません。

新聞の著者が、正しい日本語を使えていないのです。

 

臍で茶を沸かす、では無く茶を点てる、というように決まり文句を変えてしまうもの。

日本語の文法として、おかしいもの。

てにをはの間違いで、意味が変わってしまっているもの。

意味不明になってしまっているもの。

漢字の間違い。

 

新聞を読んでいて、違和感を感じることはあると思います。

その正体は、新聞の文章が間違っているから、かも知れません。

新聞を書くような人が、そんな間違いをする訳がないと、そう決めつけてはいけないようです。