愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『世界一美しいふるまいとマナー』諏内えみ

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著者はマナーや作法の教室を開いています。皇室や世界や財界などのアテンダント指導、企業トレーニングなども引き受けています。

 

美しさには5つの原則があります。

1、両手で

人にものを渡す時は両手で渡しましょう。

お椀や小皿を持ち上げる時も両手を使いましょう。

2、指先まで意識

指先には力を入れすぎないようにしましょう。

握らせに添える程度です。

頬杖をつくときは人差し指でつきましょう。

3、隙間を作らないポーズや所作

指、足、脇に隙間を作らないようにしましょう。

4、背筋を伸ばす

物を拾う、椅子から立つ、ものを渡す、そういった時に背筋をまっすぐに伸ばしましょう。

5、1つの動作を分けて行う

靴を脱ぐときは、脱ぐ動作と揃える動作に分けましょう。

腕を持つ動作と箸を持つ動作に分けましょう。

座る動作をしてから、座布団に乗りましょう。

 

食べる

手をテーブルの上に出しておきましょう。

 

立つ

耳、肩、くるぶしを一直線にしましょう。疲れたら足を軽く前後にずらして良いです。

 

歩く

腕を前後に降りましょう。踵から着地するように心がけましょう。両足の隙間を閉じて歩くと良いです。

 

座る

膝を90度にしましょうそれ以下にはしません。

片足をいっぽ引き背筋をまっすぐに伸ばしましょう。

 

挨拶

腰をウェストから30度折ってお辞儀をしましょう。背筋は伸ばします。

 

それぞれ意識していくと美しく見えます。

そうすることにより、相手の気持ちを良くしてあげることができます。またこちらの印象も良くなります。

おそらく、小さい頃から教育を受けている人は、既に無意識にできていることなのかもしれません。

しかし、これらのことができてない人は結構います。みんながそれをできるようになれば、みんなが気持ちよく過ごせるかもしれません。