愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『任せ方の教科書』出口治明

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長年に渡り多くの部下と接してきた著者が、どのようにして仕事を任せたら良いか、を指南してくれる著書です。

 

人は常に何かをして成長しなければいけません。

 

経営者としての優秀さは、社員としての優秀さとは違います。

 

市場の状況が変化すると、ルールが変わります。そこで戦い方を変える必要が出てきます。

責任のある仕事を任されたくない、と言う人には、決して任せてはいけません。

 

古典を読むと良いです。

 

若い世代の考えは私たちにはわからないです。

そのため、必要な場合には、その世代の社員に任せると良いです。

 

少数精鋭とは、少人数だと必然的にそうならざるを得ません。
環境が整えば、自然とそうなります。

国語ではなく算数で考える。

例えば選挙で過半数議席をとったら圧勝だと言われます。
しかし、得票率が18%だったら、5人に1人しか支持していません。

褒めると叱るの割合は、3対1以上必要です。

褒めるのが多いほどやる気が出ます。

 

100の言葉より、1つの結果が大事です。

仕事を一人でやっていなければ、周りの人と分担する必要があります。
それなら、良いパフォーマンスで仕事をしてもらえると、お互いに良いですよね。