愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『宇宙兄弟』小山宙哉

f:id:kazuyoshisan:20200803084501j:image

以前、映画で実写化されたことがある作品です。

この絵を見て、キャストがそっくりだったのを思い出しました。

 

舞台は2025年。

兄のムッタが主人公の物語です。

弟のヒビトは宇宙飛行士として、来年は月に飛び立つことになっています。

一方でムッタは、上司に頭突きをしたため会社をクビになり、無職です。

そんな折に、JAXAが宇宙飛行士を募集。

母が勝手に送った履歴書で、書類選考を通過します。

なんだかジャニーズに入ったアイドルのような成り行きですが、ムッタも宇宙飛行士に向けて進み始めます。

というか、もともと子どもの頃に兄弟で宇宙に憧れていたので、やっとやる気になったか、と言えなくもないのです。

 

なりたいものになる、やりたいことをやる、どちらも大切だけどなかなか出来ないのではないでしょうか?

今後がとても楽しみです。