かなりの業績を残した哲学者であるデカルトの、代表的な著書です。
理性はすべての人に平等に備わっており、正しく用いればだれでも精神を最高に高めることができる。
哲学には完全な結論が出ていない命題がたくさんある。
真理は1つのはずなのに、多様な意見があり、すべてはほぼ虚偽である。
実例や習慣を信じすぎてはいけない。
真理は、民衆よりも、ただ1人において発見される。
すべてのものは真ではないと仮定しようと考えよう。
何かを考える私は存在しなければならない。
私は考える、故に、私はある。
非常に難解で、読解に骨が折れる著書である。
我思う、故に我あり。
この記述にしても、読み取るのに、様々な違いが出るかも知れない。
再読すると、また違う感想になる著書に感じられる。