愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『私は世界で嫌われる』ビートたけし

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海外で映画監督に贈られる凄い賞を獲得した、映画監督の北野武氏。

浅草芸人から漫才師になり常に第一線で活躍を続ける、ビートたけし氏。

どちらが本当の氏なのか?

著者はビートたけし氏です。

自身では監督として賞を獲ったりしたら、その後のお笑いによい影響があると言っていて、芸人の方がしっくり来ているように見えます。

本書は他の著書と同じく、著者の言いたい事をストレートに書いている爽快な内容です。

しかし映画監督である北野武氏でないと書けない内容が散見されます。

その点で、本書は他よりも貴重と言えるかも知れません。