愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『芸のためなら亭主も泣かす』中村うさぎ

f:id:kazuyoshisan:20210909224524j:image

エッセイのような、私小説のような。

著者は自らジャンルなんてどうでもいい、と言い切るタフな女性です。

とても高尚なお話というわけではありませんが、著者の考えがとても把握しやすいように書いてあり、読んでいて気持ちが良いです。

しかしとても破天荒で、まさにタイトル通り、『芸のためなら亭主も泣かす』を地でいっています。