愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『凶獣』石原慎太郎

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小学生を次々と刺殺した連続殺人事件の犯人、宅間守元死刑囚。

このような凶悪な事件を起こすのはどんな人物で、どのような考えを持っているのか?

遡ってみると、この人物は昔から良くない犯罪行為をたびたびしています。

完全なるノンフィクションではありませんが、ほぼ事実に沿って書かれています。

恐ろしい話ですが、起こるべくして起こった事件のようにも見えてしまいます。

 

どのようにしたらこんな犯罪が起こるのか?

こんな人物が出来てしまうのか?

一端には触れられる気はするものの、やはり本当には理解できません。

まさに凶獣です。