愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ヤクザ・チルドレン』石井光太

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ヤクザの子どもとして生まれたら、どんな苦労があるのか?

少なくともアドバンテージは無いように思います。

本書はそんな疑問について、実例を上げて答えてくれています。

 

同じヤクザの道に行く者。

覚醒剤を教えられる者。

差別に合う者。

 

生まれが違ったら、そうはなっていなかったはずの人生が、たくさん出てきます。

最近では親ガチャと言われますよね。

他の家庭と比較することはナンセンスなのですが、それでももし彼らが違う家庭に生まれていれば、そう思えてなりません。