愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『心臓を貫かれて』マイケル・ギルモア 村上春樹

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殺人犯の弟が著者です。

その殺人犯は、裁判で早く死刑になりたいと主張して、アメリカで一躍有名になります。

モルモン教という、現在の日本人にはあまり馴染みのないキリスト教の(と言ってよいかどうかもわかりませんが)一派や、異常ともいえる

父子関係。

どのようにして殺人を犯すことになり、また死刑を望むようになるのか。

非常に共感しにくいけど、興味深い著書でした。