出世は競争です。
年功序列の社会でなければ、何らかの理由で上に行く人とそうで無い人とが出てきます。
その企業や団体や社会によっては、出世をすると莫大な有形無形の利益を得られます。
そうなると、ある人はどんな方法を使っても出世をしようと試みるでしょう。
本書は、複数名の著名な人物の処世術をいくつも紹介しています。
それも悪い部分を。
そういう人物だから上にいけたのか?
上に行くにはそのような方法が必要なのか?
ほとんどおぞましいとも言える事例もあり、権力に対する欲の恐ろしさがとてもよく分かります。