2023-07-26 『100文字SF』北野勇作 ショートショートという、短編の分野があります。 星新一氏が、その代表的な作家です。 とても短いお話で、最後にエッジの効いたオチがある、という物です。 本書では、それをさらに短く100文字でしよう、という試みがなされています。 というよりは、作者にはそれが書きやすいのかも知れませんが。 一分はスピーチするには、意外に長いと言います。 本書を読むと、それぞれのお話がしっかりしていて、100文字も意外に長いのだと気付かされます。