愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100文字SF』北野勇作

f:id:kazuyoshisan:20230627173712j:image

ショートショートという、短編の分野があります。

星新一氏が、その代表的な作家です。

とても短いお話で、最後にエッジの効いたオチがある、という物です。

本書では、それをさらに短く100文字でしよう、という試みがなされています。

というよりは、作者にはそれが書きやすいのかも知れませんが。

一分はスピーチするには、意外に長いと言います。

本書を読むと、それぞれのお話がしっかりしていて、100文字も意外に長いのだと気付かされます。