愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 父が娘に語る経済の話』バルファキス 中山智香子

母国のギリシャ語で出版された

 

経済を学者に任せておけない

 

学者は理論と現実が食い違ったとき

→理論が正しい、と主張する

→現実を理論に近づければいいや!

 と無理なことを考える

 

型破りな外見は、強者の論理へ挑戦する、決意表明

 

経済は安定しない

みんなが儲けようとするから

 

市場社会:全てがお金を介したやりとりの社会

 

自分たちの富は、それを持たない人々から知らないうちに奪った結果ある、かも知れない

 

大航海時代に市場社会になった

 

生産に必要なモノは何でもお金で買える時代

 

自由な市場社会は、新たな不自由を生んだ

 

お金はただの数字

 

多くの餓死者がいても

多すぎた収穫物は破棄→市場での値段を下げたくないから

困っている人にも与えない→売らないと儲からないから

 

お金、権力持ちが市場の中心

→全てをお金が絡む商品にしたがる

→自分が儲かる

 

クセノスギリシャ語):他人、異邦人、他人へのやさしさ

 

エウダイモニア:開花する、何者かになるプロセス