愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『カフカ短編集』フランツ・カフカ

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不条理を描く事が多いと言われる、カフカの短編集です。

努力しても報われない、不可解な、むしろ何をしているのかすらわからなくなる、そんな展開のお話が続きます。

わかるけど、わからない。

読む時により得ることが多く、時により落ちこまされ、時により、慰められる。

文章や本はみんなそうかもしれませんが、特に様々な読み方や感想になるような印象を受けます。

そのため、何度も読んでみると良いのでしょうね。

『大人は解けないクイズ』

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大人は解けない!?

という事は、子どもは解けるのに、ともとれそうですよね。

聞き捨てなりません、大人として。

 

全体に、頭を柔らかくして解くべき問題が多いように感じます。

正攻法の問題だけでなく、いきなりダジャレ問題が出てきたりして。

 

たしかに、子どもが有利な気もしますが、子どもの良さを忘れなければ、大人にも十分解けるはずです。

『読書会入門 人が本で交わる場所』山本多津也

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猫町倶楽部という読書会の主催者が著者です。

読書会とはどういうものか?

猫町倶楽部の場合はどうか?

著者の思いはどうか?

読書会について、余すところ無く、語って行きます。

 

読書会は、一人の趣味になりがちな読書を、多くの人たちと分かち合うためのものです。

どんな本を読むか、どのように発言や発表をするかは、その読書会によりまちまちです。

 

猫町倶楽部の場合は、主催者が課題本を決めます。

それに沿って、参加者が自由に意見を言い合います。

ルールは否定的な意見を言わないこと。

そして課題本を読んでくること。

 

参加するメンバーによって、様々な会に変貌するような気がします。

これを読めば、読書会に参加したくなること請け合いです。

『大人のための世界の名著50』木原武一

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先日、『大人のための日本の名著50』を読んで、深い感銘を受けました。

本書はそれの世界バージョンです。

 

罪と罰

『パンセ』

『幸福論』

『聖書』

数々の名著が紹介されています。

読もうと思いつつ手が出ていなかった本も、部分引用とあらすじが出ていて、改めて手に取る機会になりそうです。

本書を読んだ後、早速『カラマーゾフの兄弟』を買いに行きました。

運動過足

今週のお題「運動不足」

 

大人です、家庭も仕事もある。

そうなると、あれこれやらなければならない事があります。

その結果、運動不足に陥ってしまう、というのはよくある事です。

 

つい最近、フットサルやサッカーを、頻繁にしています。

色々な知人のサークルに参加しているうちに、気がつけば週3〜4回。

そうこうするうちに、太ももやふくらはぎや足首に、違和感を感じるようになりました。

正体は分かっています。

これは「肉離れの予感」です。

 

そんなわけで、ここ最近はしばらく体を休めています。

今までより、運動量はかなり減っていて、気持ちの上では運動不足です。

足は悲鳴をあげているのですけどね。