二人娘がいます。
姉は10歳で妹は4歳です。
恥ずかしながら目に入れても痛くないほど可愛がっております。
いけない事をした時は妻がしっかり叱ってくれるので、私が叱る事はほぼありません。
娘たちにしてあげられる事は何でもしています。
「親ばか」というか「ばか親」と自分でも思うほどです。
そんな折、先日の妹。
「お父さんなら死んでもいいよ」
なんの脈絡もなく唐突に言い放ちました。
つい最近おもらしをしなくなったような輩から、渾身の言葉の暴力です。
「え、何でそんなこと言うの?」
しどろもどろになりながら聞いてみました。
「お父さんすぐ怒るんだもん」
えっ!?全然怒ってないのに!?
「だって足に乗ったりしたら怒るでしょ!!(怒)」
私はフットサルが趣味で、度々怪我をしています。
今は右足の親指が大分腫れています。
胡坐をかいて新聞を読んでいる父の膝に乗ろうとして、右足を踏みつける娘。
「いっだあああぁぁぁ!!!やめて!!」
数か月前は、病院に行っていませんが、おそらく肋骨にヒビが入っていました。
深呼吸やくしゃみでも激痛です。
辛いので横になっていたら、娘がダイブしてきました。
「うぎゃあああぁぁぁぁ!!痛い!何で(そんな事をするの)!!」
思い起こせば確かに叫んでいました。
あれを怒っていると呼ぶのなら、そうかも知れません。
でも、それは怒るというか心の叫びと呼んでもよい物でした。
だって本当に痛くて止めて欲しかったのです。
「それは逆ギレだよ」と思いましたが、あまりにも「死んでもよい」の衝撃が強すぎて何も言えませんでした。
お母さんからは「そんな事言ってはダメだよ」とたしなめられていました。
私はもう絶対に怪我はしない!と心に誓いました。