お金とは、何かをするためのツールである。
究極的にはなくなってもいいツールだ。
お金について、社会について、日本について、東京オリンピックについて、ダイバーシティについて、堀江貴文さんと竹中平蔵さんで行なった討論が書籍化されたものである。
スマートフォンは、電話機能のついたパソコンである。
それを誰でもいつでも持ち歩いている。
そのためいろいろなことができるようになっている。
送金等のお金の決済。
今後は、電車に乗ったり飛行機に乗ったりコンビニで買い物したりなど全てスマートフォンで済ませられるようになっていきます。
地方がどんどん自由にいろいろなことをやっていった方が良いです。
国も実際にそういうふうにすることを推奨しているが、地方の首長がそれに反対しています。
一般人たちの税金支払い割合は、3分の2を国に払っています。そして、残り3分の1を地方に払っています。
ところが、実際には国が3分の1を使い、地方が3分の2を使っています。
その差額分は国から地方に移転しています。
これは、すべては市長や議員が責任を取りたくないからです。
保育所等は民間にやってもらっても問題は無いのですが、それを地方が規制しています。
墓地を作るのも同様です。
既得権益者が、規制緩和に反対しているという図が見えてきます。
外国人が日本の土地を買うことについて、否定的な意見がある。
良い値段で買って土地をしっかりメンテナンスしてもらえば、それはとても良い事だと考えられる。
移民も容認した方が良い。
日本の人口はどんどん減っている。
みんなお金について考えすぎている気がする。
信用や価値を可視化したものに過ぎない。
媒介として必要だが、増やすだけでは意味がない。それをどう使うかが重要である。
お金を稼ぐ方法は二つあります。労働所得と資本所得です。本来はどちらも尊いけど、労働所得の方が尊いと考えられがちです。
日本の貯蓄率はとても低くなってきています。
しかもそのほとんどが貯金に回っていて、投資はほとんどされていません。
そろそろ日本人も、お金について、また働き方について、しっかり考えるべきなのでは無いでしょうか?
本書は多方面でそれらについて、学んだり気づいたり出来ます。
投資をしていない人や、楽しくないと思いながら仕事をしている人は、是非この本を読んでみて下さい。