愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『図解50歳からの頭がよくなる体験的勉強法』高島徹治

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人は年々記憶力が下がり、勉強の効率は下がっていってしまうと言われています。

そのため、年齢が上がるにつれて新しく覚えるのは辛い、と思いがちです。

そんなミドルからシニアの皆さんに、朗報です。

 

著者は50歳を過ぎてから、様々な資格試験を受けて80もの資格を取得することに成功します。

本人の体験だけでなく、ノーベル賞を取る人達の平均年齢がどんどん上がっていることも示します。

また、脳が重ければ良いのでは無かったり、歳をとっても脳の能力が落ちる訳ではないことを、科学的に述べて行きます。

 

では、実際の勉強法に入っていきましょう。まず心構えからです。

どうすればもっと楽にできるかを常に考えましょう。

自己肯定、御礼、ついてる、できる、などのポジティブな習慣をつけましょう。

 

1 . 参考書の目次に目を通す 目次を勉強中も横に置いておきましょう

2.鳥野目、老眼のポーズで、全体像を見る習慣をつけましょう

3.3回読みましょう

 1回目サラブレッド法、立ち止まることなく早く小時間で読む

2回目ブル法、区切りで戻り、理解しマークする、中時間で読む

3回目記銘学習、マークした部分を読み記憶

4.問題集を解きアウトプットを行う

5.朝勉強をする

6、早く読もうと意識する

7、トリプルインプット

目で見て、声を出して読み、それを耳で聞く

8、マーキングは全体の3割までにする

9、過去問をいきなりやってみる

出来映えによりどれくらいやるか決める

 

勉強はやり方が大事です。

それも歳をとってからだと、いろいろな制約があり、長い時間取れないこともあります。

本書はそんな人たちにうってつけの内容だと思います。