愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『東京奇譚集』村上春樹

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少し不思議な話を集めたものです。

 

ずっと疎遠になっていた姉と弟が、不思議な縁でまた交流をするようになる(偶然の旅人)

 

息子をサーフィン中の事故で失った母親が、その場所で過ごす話(ハナレイ・ベイ)

 

自分の名前を忘れてしまう女性。それは病気ではなく、盗難事件だった(品川猿)

 

どれもとても奇妙な話です。

それでも、荒唐無稽ではなくしっかりと読むことができます。

本を読むことで、別の世界に迷い込んでいくような感覚。

日常を離れてみたい時に読んでみるのしっかりと読むことができます。

本を読むことで、別の世界に迷い込んでいくような感覚。

日常を離れてみたいときに読んでみると良いかもしません。