著者は、きのこが大好きです。
自然界できのこはとても儚い存在で、元気で生えている状態が、意外に貴重なのだそうです。
そこで著者は考えました。
きのこで盆栽を作ってしまえば、常に保管して愛でることが出来る、と。
そして、普通の盆栽は難しいので、作り物のきのこの盆栽を作成しました。
物凄い数の盆栽が、本書では紹介されています。その全てが著者の手作りと考えると、素晴らしい熱意に感動を覚えます。
私自身は、特にきのこに興味はなかったのですが、著者のきのこ愛に触れる内に、なんだか前よりもきのこが好きになりました。