何かを相手に伝える必要があるときに、どれくらい伝わるか、さらには伝えることで相手がどう動くかは、まちまちです。
それは、その人の伝える力によって、かなり左右されるはずです。
つまり、他者と関わる場合はどんな時でも、伝える力がかなり重要だと言えます。
著書は長年NHKでキャスターをしてきました。そして現在は各地で解説などの、まさに物事を伝える仕事をしています。
その契機とも言えそうな出来事があります。
子ども向けのニュース番組の制作です。
この時のスタッフが、子ども向けの事は分かけど、ニュースの事は全く分かりません。
そこに伝えるところから仕事が始まります。
伝えるために必要な事が、たくさん紹介されています。
全編を通して必要だと感じるのは、相手の事を考えてその立場になり、分かりやすく伝えよう、という姿勢のような気がしました。