愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『伝える力2』池上彰

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何かを相手に伝える必要があるときに、どれくらい伝わるか、さらには伝えることで相手がどう動くかは、まちまちです。

それは、その人の伝える力によって、かなり左右されるはずです。

つまり、他者と関わる場合はどんな時でも、伝える力がかなり重要だと言えます。

 

著書は長年NHKでキャスターをしてきました。そして現在は各地で解説などの、まさに物事を伝える仕事をしています。

その契機とも言えそうな出来事があります。

子ども向けのニュース番組の制作です。

この時のスタッフが、子ども向けの事は分かけど、ニュースの事は全く分かりません。

そこに伝えるところから仕事が始まります。

 

伝えるために必要な事が、たくさん紹介されています。

全編を通して必要だと感じるのは、相手の事を考えてその立場になり、分かりやすく伝えよう、という姿勢のような気がしました。