愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『でんでらの』京極夏彦

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子ども向けの絵本、ですけど大人も楽しめる。

というか考えさせられる本です。

 

その地域では、老人が60を超えるとでんでら野へ捨てられます。

昼は畑仕事を手伝いに来たりするのですけど。

その場所は、死が間近にあります。

 

読んでいて、『楢山節考』を思い出しました。

子どもには、まずこれくらいから読んでもらうのが、良いのかも知れませんね。

それにしても、すごい世界ではあります。