愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ガンジー自立の思想』M・K・ガンジー

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イギリス人の神様はおかしい

インド人は私利私欲のため、インドにイギリス人を引き止めている

 

グジャラート語で(文明)とは(良い行い)の意味

 

ものが手に入るほど、もっと欲しくなる

欲に身を任せると、その抑えはきかなくなる

 

知的労働はそれ自体で満足を得ることができる

 

理想的状況では、医師や弁護士などの専門職をしている人は、社会利益のために働くようになる

 

生存競争ではなく相互のために尽力できるようになる

→人間の処理

 

もし他に頼る必要が全くなければ

→高慢で迷惑な存在になってしまう

 

ガンジーはイギリスに支配されていたインドが独立できるよう、尽力した人です。

その手段は非暴力というものでした。

誰も殺さず怪我をさせず。

宗教家であり、ある意味では政治家でもある。

その考えの土台がわかる著書でした。