愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『川釣り』井伏鱒二

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釣りって、本当に良いですよね。

父も祖父も叔父も、趣味としている人は多いです。まあ、私自身ははまらなかったのですけど。それでも、連れて行かれた時には楽しかったし、今でもたまには行きます。

そんな趣味を文章にするとどうなるか?

一般の人だと、同じ趣味でもない限り、とても読みたい物にはならない気がします。

しかし著者のような文豪が書くと、ちゃんと面白いものになるのですよね。

こちらも釣りをしたくなる、というわけでは無いのですが、風景や人物が生き生きとしていて、とてもワクワします。

流石です。