インドのアショーカ王は「法による統治」を行った
一切の人々はみな我が子
正義と勇気
ただ庵にこもらず、人生の全てを実践していた
神に頼る気持ちは無い
信徒に送った手紙には、人としての温かみがある
さらにユーモアもある
要らぬおしゃべりをしない
聞かれた事しか口にしない
喧嘩をしない
「法華経」は仏法➕社会での生き方を重視
仏教の1番の目的は「人格の完成」
釈尊は過去の因習、迷信、先入観、独断的な教義、占いを否定した
日蓮は科学的かつ合理的な考えを持っていた
様々な経典を体系的に整理してノートにまとめた
法華経を手放して盲信したわけではない
信じられない部分は信じられない
平等思想は貴ぶ
言行一致
「人は死ぬ」と知っていたが、大事な人の死に対しては呆然とした
相手の身になってものを思う
生きていれば功徳を積める
最後まで質素な暮らしぶりだった
自らの衰えをためらわず受け入れ周囲に見せる
自分の死ぬ間際までユーモアを持っていた
一般的な日蓮のイメージとは、かなりかけ離れた人物が、浮かび上がってきました。
激しく強く、ともすると頑固で怖い人のように思っていました。
しかし本書では、優しく暖かく、迷いながらも成長して前に進むという、身近でありながら尊敬すべき日蓮がいました。