愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『塀の中の少年たち』

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犯罪を犯して塀の中に入る少年たち。

彼らは更生を期待して、施設に入るはずです。

世間を騒がせるような重大犯罪を犯した少年も、やはり同じです。

そんな少年たちは、実際に塀の中でどんなことを話し、どんな生活を送るのか。

一説には少年院に入るような彼らは、ある種の脳精神疾患を持っている場合が多いのだとか。

善悪の区別が出来ない。

相手の痛みを理解したり、共感したりすることが出来ない。

本書を読むと、そのことをまざまざと見せつけられた思いがしました。

このような施設は、まだまだ改善の余地があるようです。