中学生にして、二人の子どもの命を奪った人物である。
さらに、殺害こそ免れたものの、他にも襲われた被害者がいます。
何故こんなことを?
当時ニュースを見ていた誰もが疑問に思ったことでしょう。
その理由はとても大々的に報道出来るようなものではありませんでした。
それは、性的な嗜好です。
犯人は、殺害してその子の生首を中学校の校門に晒すという、尋常では考えられない犯行をしています。
その過程で射精している。
つまり、自らの性的な衝動を満たすために、一連の事が行われたというのです。
犯人は矯正施設に送られ、そのための教育を受けます。
裁判では矯正する余地があると判断された、ということです。
医療的に少年は、性的に未熟な所に生い立ちや教育方針などからこのような嗜好をもつにいたり、犯行に繋がったとされます。
本書の記述では、あたかも成長過程で誰にでも起きうるような事として、書かれています。
現在犯人は矯正されたとされて施設を出て、日常生活を送っているようです。
再犯を犯したという事実は、今のところ上がってきていません。